クリニックBLOG

2011年10月20日 木曜日

セミナー

昨日は休診日、夜に品川でセミナーがあったので久しぶりに東京に足を運びました。
品川で降りるのは何年振りか...、ですがわき目も振らずに会場へ。

本日のセミナーの内容は脾臓の腫瘍について。
  
皆さん、脾臓って聞いたことはあると思いますが具体的に何をしている臓器かご存じでしょうか?

犬猫の場合、脾臓はお腹の上の方にあって、ウシの舌のような形で左側の背中からお腹にかけて覆うように在ります。
おもに免疫に関連した働きをして血液中の病原体を退治したり、古くなった赤血球をこわしたり、
また血液を貯蔵して血液が必要になったとき(運動時など)に送りだしたります。

犬でも猫でもしばしば脾臓に腫瘍がみられることがあり、とくに犬では血管肉腫というものが有名です。
猫ではリンパ腫や肥満細胞腫といった悪性腫瘍の発生が多いようです。
血管肉腫は高率に転移をしたり、DICという血液の凝固異常などを起こします。
そういうった理由でみつかった時には、あまり予後が期待できない腫瘍です。

ほとんどの腫瘍で手術が第一選択となることが多く、実際当院で手術をする症例も腫瘍関連によるものが非常に多いです。
動物の高齢化に伴い、ますます腫瘍疾患の増加することは間違いないのでこれからより一層勉強しなければならない分野ですね。

くりの木動物病院 
http://www.kurinoki-ah.com



投稿者 くりの木動物病院

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