クリニックBLOG

2016年7月11日 月曜日

猫の爪切り問題

自宅に住んでいる触ると噛みつく飼い猫サスケですが、当然の事ながら抱っこも爪切りも嫌いです。
爪とぎは院長のカバン・買ったばかりのソファー&ラグマットと決めています。

サスケの爪切りは大変です。流血覚悟です。なのでほとんど切っていません(;^_^A
爪を切っていないで困ることは、家具にけっこう傷がつく・たまにカーテンにぶらさがってビリーッ・虫を見つけてジャンプして壁にぶつかってビーッ・パンチされたとき非常に痛いくらいでしょうか。

時々飼い主さんに「うちの子、爪とぎをしないから伸びすぎちゃうかしら?」といった質問を受けます。
猫が爪とぎをするのは、古くなった爪の最外層を剥がすことで、常に新しい尖った爪をむき出しにしておくためです。爪は何重にも重なった構造をしていて、内側に新しい爪ができると古くなった外側の層を剥がす必要があります。そのため猫の爪は一定の長さまでしか伸びません。
しかし、爪とぎをしない子は爪が太くなって、巻き爪に変形してしまいます。老齢な子に多く見られますが、巻き爪が肉球に食い込み、出血したり痛みで歩けなくなったりして初めて飼い主さんが気づく場合があります。
若いときは大丈夫でも、シニアの猫ちゃんは要注意です。チェックしてみて下さい。

サスケは見て見ぬふりであまり爪切りをしていませんが、本当は定期的な爪切りはした方が良いです。嫌がる子でおうちでやりたい場合は、一度に切ろうとはせず、一本ずつ日をかけて尖った爪の先端を切るくらいで十分です。
おうちで出来なければ病院で切ります。「爪切りだけで病院に行っていいのかしら...」とお気遣い頂く事がありますが、爪切りだけの来院は割と多いですからご心配なくです。


↓お腹見せてるけど、触ったら噛むからね~



獣医師 松田知子

投稿者 くりの木動物病院

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