クリニックBLOG

2017年10月 5日 木曜日

猫の運動会

猫の運動会...特に夜中は人が寝ようと布団に入った途端に始まる、はた迷惑な行為です。猫を飼ってらっしゃる方は「あ~、あの事ね」と頷いてくれることでしょう。
うちの場合、モモタロウがやり出します。いきなり部屋中を走り回り、サスケをめちゃくちゃ追い回します。家中を二匹でドタバタ、ちりんちりん(鈴)暴れまわるので、うるさくて寝られません。部屋のドアを閉めても、サスケは自分でジャンプして開けられるので、また部屋に飛び込んできてドタバタ...。しばらくすると、しれ~~っと解散して好きな所で寝だすという、本当に人間にとっては迷惑な話です。

猫の運動会とは、突然スイッチが入り、部屋中を走り回ったり戸棚の上に駆け上ったりすることをいいます。これは狩猟習慣の名残で、夜更けや早朝になると、本能的な習慣が働き「獲物はいないか」とはしゃぎだすのだそうです。
この行動は「真空行動」といい、狩りをしたくても出来ない欲求を満たすための代償行動で、完全室内飼育の若い猫に多く見られます。何の外敵も危険も刺激もなく、飢える心配もない生活を送る猫は、暇な状態に体をもてあますことがあるようです。生まれ持った本能を発揮する機会がなく、抑えられた状態があるレベルまで達すると、少しの刺激で一気に発散され、激しい行動が現れるのです。

この行動をウルさいからといって、叱りつけたり無理やり止めさせようとしたりすると。ストレスが溜まってしまいます。興奮して逆効果になる場合もあります。
対策としては
  ①昼間たっぷり寝ないように、運動できるスペースを作る:      上下運動のできるキャットタワーが良いそうですが場所を   取りますね...。
   ②人間が寝る前に本気で遊んであげる:15分くらいでも良い   らしいですけど、毎日はちょっと...。
   ③ひたすら我慢:運動会の最中は布団をかぶって耐え抜きま    す。その際落とされたら大変なものは片づけておきましょ   う。うちはこれかしら...。

はた迷惑な運動会にもちゃんとした理由があったんですね。モモタロウの真空行動に付き合わされる獲物役のサスケもちょっと可哀相ですが、うちの場合頻繁ではないのでこれからは生暖かい目で見守っていこうと思います。

↓猫あるあるでしょうか...。アホですねぇ。





獣医師 松田知子


投稿者 くりの木動物病院

カレンダー

2018年6月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30