クリニックBLOG

2018年6月13日 水曜日

猫のマウンティング

時々供血猫として活躍している、触ると噛みつくサスケ君に新たな悩みが発生しました...。
夜ベッドで寝ていると、サスケが身体の上に乗っかり、いつまでもいつまでもフミフミするようになったのです。
フミフミだけなら、「甘えてるのね」とほっこりなのですが、さらに腰を落としてフリフリしてくるんです。
何度もベッドから(引きずり)降ろしても、上がってきてフミフミ・フリフリ...。重いし痛いし寝られません。
不思議なことに他の家族にはやらないのです。昼間ベッドやソファーでやる素振りもありません。そうです、私と娘が寝ているときだけやるんです。この行動は何なのでしょうか?

調べてみると、それはマウンティングという行動のようです。
猫のマウンティングとは、対象の上に乗り、腰を上から押し付けてくるような行動を指します。飼い主さんの体にする場合は、手や足を噛む、腰を押し付けるといった行動になります。
発情期の性行動のひとつとして考えられていますが、その他にも2つの意味があるのです。それは「優位性誇示」「転位行動」。優位性誇示という字面は何となく嫌な予感がしますね...。

〇優位性誇示:多頭飼いの猫によく見られます。他の猫よりも優位に立ちたいという本能から、自分が上だとアピールする行動です。
〇転位行動:自分のやりたかった事が出来ないストレスから、気持ちを落ち着かせようと全く関係ない行動を取る事をいいます。その中にマウンティング行動も入ります。

優位性誇示でも転位行動でも、飼い主さんに対してマウンティングをする場合はすぐに止めさせた方が良いといえます。
優位性誇示の場合、飼い主さんを下に見ている意味となるからです。......サスケめ。
転位行動の場合は、飼い主さんが噛まれたり引っかかれたりしてケガをしないように止めさせるという意味になります。

マウンティングは本能からの行動なので、しつけだけで止めさせることは難しいでしょう。ただストレスや運動不足によってマウンティングすることが多いので、ストレスを発散させる・感じさせない環境を作ってあげることが大切です。たま~~にやってしまうくらいで、ケガや家具などを傷つけない程度なら、それ程気にしなくても大丈夫のようです。飼い主さんにする以外はですけれど(笑)




↓最近ソファーの下で寝ている事が多いです。にゅ~っと出てくるとビックリします




投稿者 くりの木動物病院

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