クリニックBLOG

2018年6月25日 月曜日

熱中症

 いつの間にか梅雨が明けて、暑くて蒸し蒸しした日が続いていますね。
こんな日は、昔の出来事を思い出します。以前の病院で働いていたとき、とても元気なコーギーの子が通ってくれていました。
いつも走り回っていたので「弾丸○○君」とあだ名を付ける程だったんですが、ある日飼い主さんから「出かけて帰ってきたら、○○君が倒れている」と電話がありました。
結局亡くなっていたのですが、熱中症でした。クーラーをかけ忘れていた為でした。こんな日はあの子を思い出します。

 熱中症になると、急激な体温の上昇(40℃以上)・口を大きく開けて息苦しそうな呼吸・大量のよだれ・嘔吐下痢・一時的にふらついて倒れる・目や口腔粘膜の充血などの症状が出ます。重症だと、失神・ふるえ・意識混濁・けいれん・出血症状・チアノーゼなどが起こり、最悪ショック症状を起こし死亡する可能性があります。

 犬や猫は、人間のように全身で汗をかくことが出来ません。汗腺が足の裏の肉球など限られた部位にしかないためで、熱が体にこもりやすく、体温調節が苦手です。その分、人間以上に熱中症のリスクが大きいのです。人間が「今日は暑いな~」と感じている日は犬猫も「今日すっごい暑いじゃん!」と感じているのです。

〇犬の熱中症対策
 室内では十分な飲み水を用意、風通しを良くし、クーラーや扇風機などで適温に調節しましょう。アルミプレートや冷感シートなどのひんやりグッズも効果的です。せっかく買ったのに乗ってくれないというお声も多いですが...。
散歩の時間帯も注意が必要です。夏場は道路が非常に熱く、素足で歩いている犬にとって負担が大きくなります。散歩に出る前に道路を触って熱すぎないかチェックしてみて下さい。保冷剤を入れて首に巻くクールバンダナなども良いですね。

〇猫の熱中症対策
 室内で飼われている事が多い猫は暑いときは風通しの良い場所や日陰で寝転がって体温調節します。サスケもクーラーガンガンの部屋ではソファーでふんぞり返っていますが、温度を上げるとそそくさと床やソファーの下で寝始めます。猫はあまり水を飲まないので、水分補給にはウェットフードやスープ類などのフードを活用してあげると良いですね。



↑実はうちのモモタロウが脱走してしまい、2週間が経過しました。目撃情報は多々あり、先日も庭に現れ、私に気付いたのに一目散に逃げていくモモタロウの後姿をむなしく見送りました。大風・大雨・酷暑にも耐え、すっかり野生に還ったあいつ...本能でそれらを乗り切っているんですね。すごいけれど早く捕獲したいです。




投稿者 くりの木動物病院

カレンダー

2018年7月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31