院長コラム

2010年12月18日 土曜日

冬に多い病気Ⅱ

先日、冬に多い病気パート1で関節疾患について書いたので、
今回は猫の下部尿路疾患についてです。
寒くなってくると、飲水量が減ったり、トイレを我慢したりして
おしっこのトラブルが増加します。
とくに水の飲む量が減ってくると尿が濃縮されて尿結石ができやすくなります。
そうするとときにそれが膀胱の中で大きな石になってしまうのです。
また本当に小さな結石でも尿中のたんぱく質などが結石の周りに付着して
尿道栓というものを形成します。
特に雄猫は尿道がペニスの部分で狭くなっているので
尿道栓などがすぐに詰まってしまうのです。
もし尿道が完全に閉塞してしまうとおしっこがでなくなってしまうので、腎臓に障害がでてきます。
この状態を急性腎不といいます。
放っておくと2-3日で命にかかわる状態になります
。そのため特に雄猫ではトイレに頻繁に行くなどの症状がみられた場合はすぐに病院に連れて行くようにしてください。

最近ではフードの成分が改良されてきており、
結石ができにくいフードが色々とでています。
またウェットフードを与えることにより水分摂取量を増やして
おしっこをどんどんさせることにより予防にもなります。
どのようなフードを与えたほうがよいかなど予防について、
ご質問があれば病院にご相談ください。

くりの木動物病院
http://www.kurinoki-ah.com




 

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2010年12月 7日 火曜日

皮膚病のお話

先日、皮膚病のセミナーに参加しました。
皮膚病は病院に来院する最も多い症例の一つであり、
かなり慢性化しているタイプのものが多いので動物達、ひいては飼い主さんにも相当な負担を強いる病気です。

どんな病気でも同じですが、とくに系統だてて診察していかなければならない病気だなと痛感しました。

  
このワンちゃんたちも皮膚症状が強く出ていた子ですが検査の結果、基礎疾患として甲状腺機能低下症がありました。
それにより皮膚の細菌・真菌感染などを併発していたものです。

このように見た目や症状が似たような皮膚病がたくさんありますが、感染症アレルギー疾患ホルモン疾患自己免疫疾患など色々な病気が考えられるのです。
皮膚病は一番、飼い主さんが発見しやすい病気でもありますので気になる症状があれば診察を受けてみてください。

くりの木動物病院
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