院長コラム

2015年3月27日 金曜日

獣医再生医療学会

先日、日本獣医再生医療学会に参加してきました。



新しい分野の治療法であり、いままさに色々な病気に対して再生医療の適応が検討されています。

当院で実施できる再生医療としては動物の皮下脂肪からとりだした幹細胞を培養して体内にもどす脂肪幹細胞療法があります。
脂肪由来幹細胞療法では椎間板ヘルニアなどによる脊髄損症による麻痺、腎不全(糸球体腎疾患など)、肝炎などに対して使用されて効果が得られています。また難治性のアトピー性皮膚炎や様々な免疫関連の疾患に対しても効果がみられます。

また、再生医療とは異なりますが、腫瘍、がん患者からとりだしたリンパ球を体外で培養、活性化しまた体内にもどす活性化リンパ球療法、いわゆる免疫療法も乳癌や肝臓癌などいろいろなタイプの悪性腫瘍に対する治療効果の報告が挙がっています。
当院でも皆様に、手術、抗がん剤治療、放射線治療に次ぐ第4の選択肢として提案しています。

どんどん発展する治療と思いますが、自己の細胞を使用するため副作用がほとんど見られないというのも魅力です。
なかにはアンチエイジングのために活性化リンパ球療法を実施しているワンちゃんもいるそうです。

ご興味のある方はこちら(当院サイト別ページ)もご覧ください。


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2015年3月13日 金曜日

内視鏡ビデオシステムを導入しました。            横浜市磯子区/金沢区/港南区エリアの動物病院

内視鏡は嘔吐や下痢の動物の胃・十二指腸、あるいは大腸を観察することができます。
また生検鉗子という道具を使って組織を一部とって病理検査を行うことができます。
消化管の病変は血液検査やレントゲン検査だけでは診断できないことが多いので、とくに慢性の嘔吐や下痢がみられる子の診断には役立ちます。



また実は動物の場合、内視鏡が一番活躍する場面は異物の誤食です。
誤食した異物が嘔吐により吐き出せるものであれば良いのですが、吐かせたりすると危険な鋭利な物の場合であったり、あるいは吐き出すことができないものの場合は、内視鏡でとりだすことができることが多くあります。
誤食をしても胃の切開をせずに、より侵襲性の低い処置で取り除くことが可能になります。

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2015年3月12日 木曜日

4月の診療時間変更のお知らせ

だんだんと暖かくなってきて、狂犬病予防接種の季節がやってまいりました。

今年4月からは狂犬病予防の手続きが病院窓口でできるようになります。
どういうことかというと、いままでは狂犬病ワクチンを病院で接種した場合、一度病院で登録の費用をお預かりして、後日、狂犬病予防済票や鑑札をご郵送していましたが、今年度からは病院窓口で登録費用をお支払いいただくと、その場で予防済票や鑑札を発行できるようになります。

狂犬病予防接種料:¥3050
予防済票交付料 :¥550
(初めての狂犬病予防接種で登録がまだの方は登録料¥3000がかかります。)

また4月は院長が狂犬病の集合注射に出動するため診療時間の変更がございます。
4月2日7日16日18日21日は午前中が休診となります。
いずれも午後から通常診療となります。
ご迷惑をお掛け致します。


くりの木動物病院 松田




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2015年2月21日 土曜日

2月22日休診のお知らせ

明日、2月22日は院長が学会出席のため休診となります

ご迷惑をおかけいたします。

くりの木動物病院 院長 松田



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2015年1月19日 月曜日

細胞治療がスタートしました!

先般より紹介していました細胞治療についてですが、一言で細胞治療といってもピンと来ないかもしれません。

具体的に細胞治療とはどのようなものを指すのかというと、まず第一に癌に対する第4の治療法といわれる活性化リンパ球療法(LAK療法)があげられます。患者さまからの採血によって血液中のリンパ球をからだの外へ取り出して抗CD3抗体とIL-2という物質による刺激をリンパ球に与えることで増殖・活性化させた後、患者さんに戻すがん治療法です。LAK療法は、からだ全体の免疫力を高めることで、がんへの攻撃を期待します。

また再生医療の分野では、患者様の骨髄組織や脂肪組織から分離した幹細胞を培養し、体内に戻します。幹細胞は色々な組織に分化する能力をもった細胞で、病気やケガなどで失われてしまった機能を回復させることができる可能性があります。

いずれの治療も患者様個々のオーダーメイド治療で、自分の細胞を使用するため安全性が高く、副作用の少ない治療法になります。

そして本日、ついに院長念願の細胞治療(再生医療など)に使用する機器類の搬入がありました。



細胞培養は無菌スペースで行う必要があるため、写真のようなクリーンベンチ内で作業を行い、CO2インキュベーター内で細胞を培養(増やし)します。

具体的な適応症例などはこれから随時、ホームページ上、ブログ上でupしていきます。
詳細はこちらもご覧ください。→免疫細胞・再生治療について


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