院長コラム

2012年7月24日 火曜日

本のご紹介

本日は、本の紹介です。
「アニクリ24物語~犬猫電話相談室」  

 アニクリ24という動物病院でのお話ですが、24時間のペット医療相談を電話で受ける動物病院なのです。
 ペットの相談はかかりつけの動物病院に問い合わせてくれるもの・・・・と思っていましたが、先生が忙しそうだから・治療で聞きたい事があるけど先生を疑っているようで聞きづらい・
 こんな事聞いてもいいのか分からない等など様々な理由で、一般の動物病院で言い出せない事を電話相談室でなら...と相談してくる飼主さんが増えているようです。
 お話の中では多岐にわたる相談が掲載されています。中には、正直このような事も飼主さんは獣医師に遠慮して相談しづらいのか、と考えさせられる内容もありました。
 著者である獣医師(実は院長の同級生です)も、電話相談の際にときに複雑な心境を抱くこともあるようです。

 この本は一般の方向けに書いているものではありますが、私たち開業の獣医師にとっても診療を通しての飼主さんとの関係について
 もっと考えていかなければならないなと思う本でした。

当院では予約診療を行っており、1つ1つの症例に時間をとるよう心がけていますので、どんな些細な事でもご相談いただければと思います。
もし面と向かって私たちに聞けないという事があれば、アニクリ24のような相談施設をどんどんご利用いただくのもよいと思います。

くりの木動物病院 院長 松田岳人
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2012年3月12日 月曜日

ワンちゃんの咳

昨日は犬の心臓病の治療について講義をうけてきました。
講演してくださったのは小動物の循環器の先生として高名な日本大学の上地先生です。
上地先生は日本大学付属動物病院で心臓弁膜症の手術を多数行っている先生です。
皆さんは犬でも心臓病の手術が行われているのを知っていますか?

とはいっても町の開業の病院に来院される症例ではまず、内科療法を行うのが一般的です。
今回は主に心臓病、とくに僧帽弁閉鎖不全症における内科療法のお話でした。



僧帽弁閉鎖不全症が発症し、進行すると多くの場合「咳」がみられます。
心臓病により心臓が大きくなって周りの気管や気管支を圧迫することにより咳がでたり、
あるいはさらに進行すると肺水腫というものを引き起こし呼吸困難とともに咳の症状がみられるようになります。
僧帽弁閉鎖不全症はとくに小型犬に多くみられ、
好発犬種はチワワ、マルチーズ、プードル、キャバリア、シーズーなどがあげられます。
咳よりも先に心臓の聴診で心雑音という音が聴取されることが多いので
小型犬で中高齢の子は病院で定期的に健診(聴診)していただくとよいですね。

くりの木動物病院 松田岳人
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2011年12月27日 火曜日

ビタミンCのお話し

最近、読んだ本のご紹介。



どうもビタミンCは選択的にガン細胞を破壊する効果があるらしいという話。しっかりと科学的な検分を行い情報を集められています。
ビタミンCは体内で酸化されると過酸化水素を発生し、これがガン細胞を破壊します。体の他の正常細胞は過酸化水素を分解するための酵素をもっており全く影響を受けません。
アメリカにおける人医療では結構行われているようで実際、FDA(米国食品医薬品局)がガンに対する治療を評価するトライアルを承認したそうで、近い将来ビタミンCがガンに対する抗がん剤として承認される時がくるかもしれません。

日本においてもここ数年でこの治療をうけられるクリニックが増えてきているようです。
動物においては積極的な先生方により、ヒトで行われている高濃度ビタミンC療法(リオルダンプロトコル)を動物用に改良した治療法が考案されています。

現在のところガンの治療法としては①外科治療②化学療法③放射線療法④免疫療法などが行われていますが、それらの治療法に加えて、
あるいは既存の治療では効果が得られない、期待できない場合の選択肢として取り入れてみてもいいかもしれません。

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2011年9月25日 日曜日

1周年

おかげさまで先日9月12日で開院1周年となりました。
これからもご愛顧、よろしくお願いします。


くりの木動物病院 院長
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2011年2月 3日 木曜日

動物も高齢化!

先日、高齢期犬猫についてのセミナーに参加してきました。

現在、日本で飼育されているワンちゃんのうち実に55%が7歳以上ということです。
大型犬では7歳はすでに高齢期に入りますが、小型・中型犬や猫の7歳はヒトに換算すると約44~45歳ぐらいと考えられています。
下図は犬・猫の年齢をヒトにあてはめた時のグラフです。
     クリックで拡大します。

グラフでみるとおり、一般的には小型犬や猫は11~12歳で高齢期(ヒトでいうと約60歳)、大型犬では7~8歳ですでに高齢期となります。
ただ実際には小型犬や猫でも7歳ぐらいになると消化吸収機能が低下することがわかっており
市販フードのシニア用の多くは7歳以上から与えるようになっています。

病院に来院するワンちゃんネコちゃんもやはり高齢の子たちが多くなっています。
(高齢になるほど病気が多くなるので当然ではありますが・・・)
やはり日ごろからの予防やケア、検診は重要だなと改めて実感したセミナーでした。

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